【1月29日の日記】呼吸のしやすい日。




    朝の日課。
    窓を開ける。
    雨が降っていた。
    酷く息がしやすいと思った。
    目の前の山は濃い霧で見えなくなっていた。
    見えないだけでそこにある。

    ぺったりとした靴を履いて外に出た。
    雨音賑やか。
    久しぶりのぺったりは楽ちんだったけれど、
    自分にはヒールのある靴が向いている。
    背筋が伸びる、
    お腹に力が入る。
    支えられて生きてます。

    スッキリしないお天気です。
    テレビではそう言っていたが、
    私には酷く心地良かった。
    酷く息がしやすかった。

    そういう日だってあるでしょう。

    日本人に湿気や梅雨は必要だと、
    昔どこかで読んだ気がする。
    記憶違いかもしれないそれを、
    こんな天気の日には思い出す。




    今日も見上げています。
    灰色の空も気分がいい。




    電車を降りると
    ぱらぱらと小さな雨粒に変わっていた。
    どうしようかと少し考え、
    折角なのでぽんと傘を開き、
    雨音に包まれてみた。

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