うろんな客とかダラダラ長く。

    うろんな客に会ったのは、もう7年近くも前の事で。
    ぐるぐるあったかそうなマフラーに足元コンバース。

    「自分好きそうだね、買うの?」
    と言われ、
    「買ったらハマりそうだからやめる」
    と後にした。

    そんな感じの『うろんな客』。

    オイラが好きな天竺鼠の川原さん。
    その川原さんが好きなのがエドワード・ゴーリーでして。
    本を読みたいけど、本って頭の中に入り込んで来る感じがどうにも気持ち悪くて。
    「なら絵本を読もうかな」
    「そう言えば川原さんがエドワード・ゴーリー好きだって書いてたなぁ」

    で。

    エドワード・ゴーリーで調べたら、この『うろんな客』が最初に出て来たんですよね。
    「あの時のおまえかー!!!」
    みたいな感じで。
    絵本だったので丁度良いや、ってな感じで買いました。
    去年の話なんですけどね。


    うろんな客うろんな客
    (2000/11)
    エドワード ゴーリー

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    もうこれがホンマに面白くて面白くて!
    日本語訳が短歌形式なので、めっちゃテンポが良くて気持ち良いです。
    日本語訳も良いけど、生まれて初めて、
    「自分、ちゃんと英語も読めれば良かったなぁ~」
    とも思った1冊。

    そんで。

    読んでると、何かを思い出す。
    「あれ? 天竺鼠の2回目の単独で出て来た獣さん???」
    「いや違う。もっと何か、何か……あーっ!!!」


    うろんな客、めっちゃ川原さんに似てるーーーーーーーっっっ!!!!!!


    もうホンマにこれがそっくりなんですよっ!
    読んで貰ったら解るけど、行動がホンマにそっくり!
    以前ご本人に話してみたら、
    「あいつ(うろんな客)には親近感を感じます」
    と笑っておられやした。
    見た目も似てると思うんですけどね、と言ったらまた笑ってはりましたけど。
    この絵本の後書きに“うろんな客とは一体何なのか?”的な事が書かれておりましたが。
    ウチは“うろんな客はうろんな客やから面白い”と思いやす。

    んで。

    この『うろんな客』を期に、ちょくちょくエドワード・ゴーリーの本を集めてます。
    ちょいとネタバレになっちゃうけど、『優雅に叱責する自転車』。


    優雅に叱責する自転車優雅に叱責する自転車
    (2000/12)
    エドワード ゴーリー

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    このお話、ちょこちょこ章が抜けてるんですよね。
    『うろんな客』の中にうろんな客が本を破り取っちゃう行がありまして。
    多分、このうろんな客が破ったのがその“抜け落ちた章”やとも思ったりします。
    このお話もちょこちょこ変で面白いけど、プロローグが1番素敵。

    ちなみに。

    川原さんが1番好きなのは『不幸な子供』だそうで。
    「やっぱりー!」と思ったんですけど、2回目の単独に通じる物があるんですわいなー。


    不幸な子供不幸な子供
    (2001/09)
    エドワード ゴーリー

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    取り敢えずこの話、常にどっかに“何か”がいます。
    その“何か”に気付いたらひたすら不安に駆られますぜ。
    そしてラスト3ページ目で噴きます。
    考えようによっちゃ、ある意味最後は幸せなのか、も???

    ちなみのちなみに。

    ウチが好きなのは『蒼い時』。
    使われているこの青色、めっちゃ好きな青なんですよね。


    蒼い時蒼い時
    (2001/10)
    エドワード ゴーリー

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    宙に浮かんでいるオールに遠くを飛んでるメモ、それが心地良かったり。
    この中に書かれている
    「君のいうことはすべてつながってるってこと 僕はつい忘れてしまう。」
    ってのが何よりも好きです。
    チバが昔書いてた『ロケットシャワー』の感じが好きな人にもオススメ。


    川原さん、天竺鼠と言えば。


    出囃子にめっさ惹かれたのもありやす。
    天井桟敷の『フリーダム』、好きな人多いですよねぇ。


    書を捨てよ町へ出よう~サントラ書を捨てよ町へ出よう~サントラ
    (1993/05/21)
    天井桟敷東京キッド・ブラザーズ

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    「言葉を作れ それが愛だ」と言う歌詞に、「うぉぉーーーっ!!!」となり。
    「歌にならない言葉なんかない」と言う解説に、「その通りじゃぁぁあーーーっっっ!!!」と。
    単独の転換中に流れてbaseを異様な空気にさせた『親父なんか大嫌いだのロック』はめさめさ格好ええです。
    『あるボクサーの死』は「おぉ、これが噂のっ」と感動し、『エンディング・テーマ』に泣きました。
    廃盤扱いになってるけど買えますし、噂によると梅田のTSUTAYAにあるそうな。

    もう一丁。

    この流れでJ・A・シーザーにハマってまいました。
    今年出た予約限定BOX盤『天井棧敷音楽作品集』。


    天井棧敷音楽作品集天井棧敷音楽作品集
    (2008/03/23)
    J・A・シーザー

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    もうジャケから格好良い! 文句なし!!!
    シーザーとか寺山修司の事、小学生の頃に読んだ夏目房之介さんの本で知りまして。
    何かそれが今になって手元に落ちて来た感じです。
    小さい頃からドキドキしてたんですよなぁ、この時代の雰囲気とか空気に。


    とまぁ、そんな感じで。


    長々とダラダラとここまでお読み頂きまことにありがとうございやす。
    最初「なんじゃこの人は!?」から始まった川原さん。
    そっから本に音楽にと手を伸ばしまして、まぁ何と言いますか。
    こんなハマり方をさせてくれるのが楽しいなぁ~面白いなぁ~と思ってたりもしやす。

    まぁ単純に、
    「うろんな客が最初に巻いてたマフラー。きっとあれは大事に畳んでしまってあるんやろうなぁ」
    とか考えるのが好きなだけなんですけどね。

    以上! おしまい!

    Comment

    • 2008/07/09 (Wed) 02:54
      エリー #RJRSaA9Q - URL
      モッフンニョー!

      >rivuさん。

      川原さん、おもろいですよ~!
      好きなバンドのルーツを探るみたいな感じで、川原さんのルーツを楽しんでる~♪
      こうやって楽しめるのが面白くて面白くて!
      rivuさんにもエドワード・ゴーリー読んで欲しいなぁ~。

      ちゅかちゅか……おぉっー! リアルタイム世代ー!!!
      『天井桟敷音楽作品集』にはお芝居の台本や写真が載ってて、それを読むだけ見るだけでドキドキもんでした。
      お友達が寺山修司の映画のDVD焼いてくれたので、今度ゆっくり見る予定で~す。
      もうねぇ、こうやってrivuさんのお話を聞くと毎回ドキドキするのー!!!
      ドキドキをどうもありがとです~♪

    • 2008/07/06 (Sun) 23:23
      rivu #- - URL
      川原さんって

      おもろいねんな~

      噂は聞きつつも、読んでなかったエドワード・ゴーリー、私も読んでみたくなりました♪

      そして寺山修司ー!リアルタイムで映画発表とかに遭遇してた世代でございます・・・子供だったのでお芝居とかは見れなかったけど、あの世界に惹かれまくりでした~今もまだ、ワカモノたちをドキドキさせてるんだねー!

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